「ラバーカップ」と聞けば、多くの方がトイレの排水管をスムーズにする便利なツールを思い浮かべるかもしれません。
しかし、その用途はトイレに限定されず、キッチンの排水問題にも対応可能です。
このシンプルながらも効果的なラバーカップは、詰まった排水を手軽に解消するのに最適な道具です。
ここでは、キッチンの排水口のトラブルをラバーカップを使って解決する手順をご紹介します。
目次
キッチンつまりにラバーカップが適している理由
キッチンは、日々の料理や食器洗いが行われる場所として、つい食べ残しや油が排水口に流れ込むことがあります。
これらの排水口の詰まりの主な原因は、皿に残った油汚れや食べ物のかすが多いです。
油が水に流されて冷えると、固まってしまい排水管を塞いでしまうのです。
軽い詰まりであれば、市販のパイプクリーナーなどの洗剤で簡単に解消できますが、完全に詰まってしまった場合は別の対策が必要です。
この時、ラバーカップが役立ちます。
これは排水管に圧力を加えて詰まりを吸い上げたり、押し流したりすることができるため、洗剤では解決できなかった詰まりにも効果的です。
ただし、ラバーカップは、フォークやスプーンなどの固形物が原因での詰まりには適していません。
それでも、キッチンの排水口は通常、固形物よりも油や食材のかすによる詰まりが多いため、ラバーカップを安心して使用することができます。
キッチンつまりに使えるラバーカップの種類
ラバーカップには様々なタイプが存在し、その中にはキッチンでの使用に適さないものもあります。
理想的には、キッチン専用のラバーカップを手に入れることがベストですが、一般的に市販されているものはトイレ用が主流です。
トイレ用ラバーカップには、和式、洋式、節水型の三つのバリエーションがあります。
和式用は単純な円形のゴム製で、洋式用はゴムの先端に突起が付いた形状、節水型はゴム部にフランジが付いています。
キッチンで使う場合は、「和式用」のラバーカップを選ぶことが重要です。
和式用以外では効果が不十分か、適切に機能しない恐れがあります。
和式用ラバーカップを選ぶ際は、キッチンの排水口よりも大きなサイズを選ぶとよいでしょう。
キッチンでのラバーカップの使用方法
「キッチンの排水口詰まりをラバーカップで解消する手順」
養生を施す
ラバーカップを使う際、飛び散る可能性がある水や汚れに備えてください。
キッチンは食品を扱う場所なので、汚れが周囲に散らばると後片付けが大変です。
養生は簡単に新聞紙や雑巾を使ってでき、正確に行えば水浸しになることはありません。
並ぶシンクの対応
二つのシンクが隣り合っている場合、排水口が繋がっている可能性があります。
不明ならば、念のため一方を塞ぎましょう。
これは、空気の逃げ道を塞ぎ、効果的な圧力を加えるためです。
シンクを空にする
ラバーカップでの解消作業では、押し流すより吸引して詰まりの原因を引き出すことが効果的です。
そのため、シンク内と周囲を空にし、誤って固形物を排水口に落とさないようにしましょう。
排水口の分解
効果的な圧力を伝えるため、排水口の分解が必要です。
フタ、ゴミ受け、トラップなどを取り除きます。
ラバーカップの準備と操作
ラバーカップを排水口に押し付け、水を溜めます。
半分ほど水が溜まったら、ラバーカップを押し引きして操作します。
このとき、押し流すより吸引を重視し、詰まりの原因を引き出しましょう。
詰まりの解消確認
一定回数操作した後、ラバーカップを取り外して水の流れを確認します。
水がスムーズに流れれば、詰まりは解消されたと考えられます。
自分で解消できない詰まりは、「たうん水道修理センター」にお任せください
ラバーカップで解消ができなかったからといって、無理に排水管を棒でほじくったりすると排水管が損傷してしまう可能性があります。
解消できない場合は、水道修理の専門家に依頼しましょう。
「たうん水道修理センター」では、神奈川県・東京都・千葉県エリアの全域を対応可能としています。
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