豪雨の日に、トイレが逆流するトラブルを起こして困ったことはないでしょうか?
実は、豪雨の日にトイレのトラブルが起きやすいことには、原因があります。
そこで本記事では、トイレのトラブルと豪雨の関係性や、対処法を紹介します。
豪雨の日にトイレが逆流するトラブルが起こって、困った方はぜひ最後までご覧ください。
目次
トイレの逆流と豪雨の関係性とは
トイレの逆流と豪雨の関係性は、ずばり排水管のパンクにあります。
トイレの水と雨水は、同じ下水管を通って水を排水しています。
そのため、雨の量が排水管の最大排水量を超える量の水が流れ込むと、排水管がパンクし、逆流するトラブルを起こしやすくなります。
近年では、2020年7月頃に発生した西日本や東日本、東海地方などの広い範囲での総降水量2,000ミリを超えた大雨や、2021年8月頃に発生した総降水量1,200ミリを超えた大雨などの、記録的大雨に見舞われました。
(参考:「国土交通省 気象庁」)
https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/bosai/report/index_1989.html
このような記録的大雨の際は、大量の雨水が下水に流れることで排水管の許容量や処理能力を超えてしまい、トイレが逆流するトラブルを起こしやすくなります。
豪雨の日にトイレの逆流が起こったときの対処法
豪雨の日にトイレの逆流が起こったときの対処法をそれぞれ紹介します。
対処法としては簡単なので、ぜひ活用してください。
対処法①排水桝を開ける
1つ目の対処法は、排水桝を開けることです。
排水桝とは、排水設備の1つで外の地面に設置されています。
逆流が起こった場合はトイレの使用を控えて、雨の勢いが弱まるまで様子を見ることがおすすめです。
ただし、トイレを我慢するにも限界があるので、一時的に対処する場合は排水桝を開けることが有効です。
排水桝の蓋を開けることで、溜まっていた空気圧を逃がすことができ、逆流を抑えられることがあります。
対処法②水のうを作る
2つ目の対処法は、水のうを作ることです。
水のうとは、2重にした45リットルほどの大きさのビニール袋に水を溜めて口をしばった物を指します。
水を溜めた水のうをトイレの排水口にゆっくりと置くことで、便器でせき止めの役割となり、逆流を防ぐ効果があります。
簡単にできる対処法なので、逆流が起こる前に対策しておくこともおすすめです。
対処法③専門業者へ依頼する
3つ目の対処法は、専門業者へ依頼することです。
排水桝を開けることも、水のうを作ることも、どちらも一時的な対処法にすぎません。
雨が上がっても逆流がおさまらない場合は、専門業者へ依頼することがベストです。
無理に自分で修理しようとして、逆流の勢いが強まってしまう、洗面所からも逆流をし始めたなど、状況が悪化する可能性もあります。
排水桝や水のうなどの一時的な対処をしても改善されない場合は、速やかに専門業者へ連絡しましょう。
豪雨が原因でのトイレの逆流は排水桝や水のうを活用して対処しよう
いかがでしたでしょうか?
豪雨の日は、大量の雨水が下水に流れるため、排水管の許容量や処理能力を超えてしまいトイレが逆流するトラブルを起こしやすくなります。
トイレの逆流には排水桝を開けることや水のうを使用するなどの対処を行い、対処後も改善されない場合は、専門業者へ依頼するとよいでしょう。
ただし、排水桝を開けることも水のうを使用することも、一時的な対処です。
雨の勢いが弱まるまで、トイレは積極的に使用せずに様子を見ることをおすすめします。
「たうん水道修理センター」では、トイレ修理を行っています。
雨の日のトイレの逆流にお困りの方もぜひお気軽にご連絡ください。
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