トイレのつまりは、家庭内で発生する事が多いです。
ですが、時にはその、トイレのつまりの原因が、家の外や排水管や汚水桝にある事もあります。
特に、集合住宅や長年使用している住宅では、こうした外部の問題が発生しやすい傾向にあります。
ここでは、トイレの排水が、
「外部の排水設備の問題で流れない時の対処法」
を見ていきましょう。
目次
排水管・汚水桝とは？
排水管は、トイレやキッチン、浴室などから出る水を汚水処理場へと運ぶパイプの事です。
汚水桝（まんせい）は、これらの排水管が集まる集水点であり、ここから公共の下水道へと繋がっています。
これらが正常に機能しないと、トイレの水が流れなくなる事があります。
外部原因によるトイレつまりの兆候
- トイレ以外の排水口（洗面所、浴室、キッチン）でも水の流れが悪い。
- トイレを流すと水が溢れ出る、または水がゆっくりとしか減らない。
- 排水の際に異臭がする。
- 汚水桝から水が溢れ出ている。
これらの兆候が見られた場合、トイレ自体のつまりではなく、外部の排水設備に問題がある可能性が高いです。
対処法
1.自分でできる確認作業
- 汚水桝の蓋を開けて、「水が溜まっているか」、「異物が詰まっていないか」確認します。
- 家の周りの排水口の状態を確認し、共有の排水設備に異常がないか目視でチェックします。
2.業者への依頼
- 排水管の清掃や点検は、専門的な技術を要する為、プロの排水管清掃業者に依頼するのが無難です。
- 集合住宅の場合は、まずは管理会社や大家さんに連絡を取り、状況を報告しましょう。
3.市町村や区役所への相談
- 公共の下水道に問題がある場合は、市町村や区役所の下水道部門に連絡して対処を依頼します。
4.非常措置としての対応
- トイレの使用を控え、業者が到着するまでの間、他の排水設備の使用も最小限に抑えます。
5.予防策
- 定期的な排水管のメンテナンスを行い、トイレに流すべきでない物を流さないよう注意しましょう。
【トイレつまり】外の方に原因がある？排水管・汚水桝から流れない時の対処法は？まとめ
トイレのつまりは、内部だけでなく、外部の排水設備に原因がある事もあります。
排水管や汚水桝から水が流れない時には、専門の業者に依頼するのが最も確実で安全な対処法です。
また、トイレ詰まりをきっかけに、大きなトラブルを未然に防ぐこともできます。
早めの対応を心がけましょう。
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