「トイレが急に流れなくなった」
といった事態は、どの家庭でも起こり得ます。
しかし、
「トイレの修理費を、できる限り抑えたい」
と、お考えの方も多いのではないでしょうか。
そこで、自宅で簡単に、「トイレつまり」を改善できるアイテムが、オキシクリーンです。
本記事では、
・オキシクリーンの性質
・トイレつまりの改善効果・使い方
を解説します。
「トイレつまり」にお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
オキシクリーンとは
オキシクリーンとは、アメリカ製の酸素系漂白剤のことを指します。
日本でも、ドラッグストアやホームセンターなどで、気軽に購入できます。
オキシクリーンの主成分は、弱アルカリ性の過炭酸ナトリウムで、酸性の汚れに効果的です。
お湯で溶かすと酸素の泡が発生し、汚れを浮かせます。
・脂汚れ
・汗染み
・黄ばみ
・黒ずみ
など、さまざまな汚れにアプローチし、
・衣類
・食器類
・キッチン
・浴槽
・洗面所
など、幅広いシーン・場所で活躍します。
オキシクリーンは、塩素系漂白剤のような強烈なニオイがありません。
除菌・消臭効果もある上、最終的には酸素や水などの無害物質へと分解されます。
その為、安全性も高いです。
また、オキシクリーンには、アメリカのオリジナル版と日本版があります。
オリジナル版には、界面活性剤が含まれております。
そして、油と水のように、本来混じり合わない物質を混ぜ合わせる力を持っています。
ですので、オキシクリーンは、洗浄効果が高いと言われています。
ただし、手荒れやかぶれなどの健康被害を引き起こす恐れもあります。
ですので、オキシクリーンの扱いには注意が必要です。
オキシクリーンでどんなトイレつまりを直せる？
汚れ落としに万能なオキシクリーンは、トイレつまりの応急措置としても使えます。
オキシクリーンで解決可能な汚れは、水に溶ける物質です。
例えば、
・トイレットペーパー
・ティッシュペーパー
・水で流せるトイレブラシ
・排泄物
・嘔吐物
上記などです。
反対に、水溶性が低い物質は、オキシクリーンでの解決は難しいでしょう。
・スマートフォン
・おもちゃ
・オムツ
・生理用品
上記などの固形物や、尿石がつまりを引き起こしている場合、違う方法でのアプローチが必要です。
トイレつまりにおけるオキシクリーンの使い方
では実際に、オキシクリーンを、トイレつまりに使う際に、用意するアイテムや手順を見ていきましょう。
用意するアイテム
トイレつまり解消に、オキシクリーンを使う際は、以下の物を用意しましょう。
トイレつまり解消に必要なアイテム
- オキシクリーン
- お湯
- バケツやポンプ
- ゴム手袋
手順
まずは、トイレ便器内の水分量を調節します。
トイレがつまっている時は、通常よりも水位が高いケースが多いです。
ですから、トイレ内の水は、ポンプやバケツを使って、水を汲み出しましょう。
この時点でのトイレの水位は、通常の水位よりやや高い程度に留めておきます。
続いて、バケツや容器内でスプーン半分程度のオキシクリーンをお湯で溶かします。
オキシクリーンを扱う際は、素手ではなくゴム手袋を装着した方が安全です。
専用のオキシ液が完成したら、トイレ便器に注ぎ、2〜3時間放置します。
トイレの水の水位が下がっていれば、トイレつまりの原因が溶けたと考えられます。
最後に、「小」ボタンや、レバーの半回転で、トイレの水をゆっくり流しましょう。
そして、トイレつまりが解消されたかを確かめましょう。
トイレのメンテナンスは定期的に
トイレつまりの解消法、いかがでしたでしょうか。
今回は、オキシクリーンを使用したトイレつまりの解決方法を紹介しました。
「オキシクリーンを使用してもつまりが直らない」
などの場合は、「たうん水道修理センター」へ。
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