「猫砂がトイレにつまって水が流れない」
ペットを飼っている方の中には、ペット用のトイレ砂の処理に悩んでいる方も多いです。
迷った結果、トイレに流し、つかりが発生するケースも存在します。
本記事では、猫砂がつまってしまう原因やつまった際の対応方法を解説しています。
記事の後半では、猫砂の最適な処理方法をお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
トイレに猫砂がつまる原因
猫砂の中にも、水に流せるタイプと流せないタイプがありますが、どちらのタイプでもつまる可能性はあります。
猫砂だからではなく、トイレの構造や状態、猫砂の流し方に問題があるケースが多いです。
猫砂がつまる原因を4つ紹介します。
排水管が狭い
トイレの排水管が狭い場合は、つまりが発生する可能性が高いです。
とくに洋式トイレは、排水管が複雑な構造をしています。
複雑で狭くなっている部分に猫砂が引っかかり、蓄積します。
徐々に水が流れにくくなって、最終的にはつまり、完全に流れなくなるでしょう。
大量に流した
流せるタイプの猫砂でも、大量に流した場合はつまりの原因になります。
排水管の中を通る物質の量は限られており、許容できる量を超えて流すと、つまりが起こるのは当然です。
猫砂に限らず、トイレに何かを大量に流すのはやめておきましょう。
つまりかけのところに流した
つまりかけの排水管は、すでに水の通り道が狭くなっています。
狭まった排水管の中は、たとえ少量の猫砂であってもつまる可能性が高いです。
つまりかけかどうかの判断は難しいところですが、水の流れが悪くなっている際は、猫砂を流すのを控えてください。
猫砂以外ものが混在していた
猫砂には猫の排泄物以外にも、猫の毛や毛がからまった糞などが混在しています。
猫砂以外のものが、大きな塊となり、つまりの原因になるので注意が必要です。
猫砂を流す前に、固まっているものは取り除いておきましょう。
節水タイプのトイレを設置している
節水タイプや貯水タンクがないタイプのトイレは、タンク式と比較すると、水の流れる量が少ないです。
そのため、水の勢いが足りず、途中でつまってしまうトラブルが多いです。
猫砂を流そうと考えているときは、トイレのタイプもチェックしておきましょう。
トイレに猫砂がつまった時の対処法
猫砂が異物としてつまった際に、直す方法を4つ紹介します。
猫砂の性質上、ほかのつまりの対処法とは異なる方法を使うケースもあります。
対処法に迷っている方は、取り組みやすい方法を選択してください。
対処法を試しても、改善がみられない場合は、専門の業者に依頼しましょう。
ラバーカップで対処する
ラバーカップはトイレのつまりを解消する代表的な対処法です。
比較的簡単に対応できるので、最初の対処に適しています。
対応手順
- 便器の水を汲み出す
- ゆっくりと押し込み密着させる
- 勢いよく引く
最初に便器の水を汲み出す理由は、対応した際に、水がこぼれないようにするためです。
また、押し込む際に、勢いをつけて押し込むと、つまりが圧力によって固まり、つまりの解消が困難になるので気をつけてください。
猫砂によるつまりが解消するまで、押し込みと引く作業を繰り返しましょう。
真空式パイプクリーナーで対処する
真空式パイプクリーナーは、ホームセンターなどで数千円で手に入るつまり解消の道具です。
ラバーカップよりも強力な力で吸引できる特徴があります。
対応手順
- 便器の水を調整する
- ハンドルを押した状態で便器に密着させる
- ハンドルを引いたり押したりする
最初に便器の水の量をカップが浸るくらいに調整するのがポイントです。
適切な水量があれば、うまく力を加えられます。
簡単なつまりの場合は、ハンドルを数回押し引きするだけで解消できます。
食品用ラップで対処する
つまりを解消する道具を持っていない場合は、食品用のラップで代用できます。
対応手順
- トイレのフタと便座を上げておく
- 便座に空気が漏れないようにラップを巻く
- ラップの真ん中を押したり引いたりする
注意点としては、ラップを巻く際に出し惜しみなく使いましょう。
ラップの巻き方が甘いと、空気が漏れてしまったり、押した際に破れてしまったりします。
ラップの貼り付けが緩くならないように、注意してください。
巻き終わったら、ラップの真ん中をゆっくりと押し込んでいきましょう。
しっかりと奥まで押し込めたら、次は引いてください。
押し引きを繰り返すと、水圧でつまりが解消されます。
ラップが破れそうになった場合は、追加で巻き足して、強度を高めてください。
塩を使って対処する
塩を使って、つまりの原因となった猫砂の水分を吸収し、つまりを解消する方法です。
対応手順
- トイレに塩100gを投入する
- 割り箸などでかき混ぜる
- 10分ほど放置して水を流す
塩を混ぜてから放置すると、猫砂の水分が外に出ていき、膨張を抑えられます。
つまっていた猫砂が収縮するため、最後に水を流せば簡単につまりを解消できる仕組みです。
塩を入れすぎると、排水管に塩分が残ってしまい、サビの原因にもなるので注意してください。
トイレに猫砂がつまらないようにするには
猫砂をつまらせないために、具体的な方法を4つ紹介します。
ちょっとした気配りで、つまりを予防できるので、参考にしてください。
少しずつ流す
何を流すにしても、大量に流すのはよくありません。
排水管の流れる量は決まっているため、容量を越えればつまってしまいます。
とくに洋式トイレは排水管の作りが複雑です。
流す量を調整して、少しずつ流すようにしましょう。
こまかく砕いてから流す
水分を吸った猫砂は大きな塊になっている場合があります。
塊のまま流してしまうと、つまりの原因になるので、こまかくしてから流しましょう。
猫砂だけ流す
猫砂の中には、猫の毛や糞が混在しています。
そのため、毛や糞が絡み合って、つまりの原因となるサイズの塊になっているケースもあります。
猫砂をトイレで処理する場合は、あらかじめ糞などの塊を取り除き、猫砂だけの状態にしてから流してください。
猫砂だけにしておけば、つまるリスクを減らせます。
つまったトイレには流さない
過去にトイレがつまった経験がある、最近の水の流れが悪くなってきた、などの場合は、猫砂を流すのは控えてください。
すでにつまりかけているトイレに、猫砂を流した場合、高い確率でつまりを引き起こします。
少しでも水の流れに違和感がある場合は、猫砂を流すのはやめましょう。
猫砂をトイレに流さずに処理する方法
猫砂をつまらせないための、1番の予防策は、トイレに猫砂を流さずに処理する方法です。
猫砂は可燃ゴミとして処分できます。
トイレに流してしまった方が、手間もゴミも減らせます。
しかし、つまるリスクを考えたら、ゴミとしての処分を検討する価値は高いです。
つまった場合に、解消のための手間や費用がかからないからです。
つまりが気になるかたは、猫砂を流さずに処理しましょう。
トイレをつまらせないために猫砂はゴミとして処理しよう
手軽で簡単に処理できるので、ついつい猫砂をトイレに流しがちですが、つまらせないためにはゴミとしての処分が適しています。
つまりが気になる方は、猫砂の処理方法をもう一度検討してみましょう。
また、猫砂を流してつまった場合は、本記事の対処法を参考に、つまりを直してください。
紹介した方法で、どうしてもつまりが解除できなかった方は、専門の業者にいち早く連絡するのが最適です。
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