トイレつまりを直せる洗剤の種類とやり方を紹介

トイレつまりの解消方法といえばラバーカップ(すっぽん)という道具を使う方法を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、実は洗剤や薬品でも解消が可能です。

そこで本記事では、トイレつまりを直すことのできる洗剤の種類や、洗剤を使った具体的な作業方法を紹介します。
今現在、ご家庭や職場などのトイレつまりでお悩みの方の参考となれば幸いです。

トイレ詰まりを直せる洗剤にはどんなものはある?

トイレつまりを簡単に直すことのできる薬剤はいくつか種類があります。
つまりの原因や症状によって適切な薬剤が異なりますので、どんな症状にどの薬剤が向いているのかを把握しておきましょう。

ここからは、4種類の薬剤について、それぞれの特徴や対処できるつまりの症状を紹介します。

なお、各薬剤を使った具体的なトイレつまりの解消方法の手順については、本記事の後半で紹介します。

洗剤の種類①中性洗剤

トイレットペーパーや排泄物が原因の、軽度のトイレつまりであれば中性洗剤で対応できます。
具体的には、普段より水が流れにくい程度の症状です。

中性洗剤はトイレ用のものもありますが、キッチン用ものでもトイレつまりの解消に使うことが可能です。

なぜ中性洗剤でトイレつまりが解消できるのかというと、中性洗剤は付着したばかりの汚れであれば、アルカリ性と酸性どちらの汚れも落とすことができるためです。

軽度のトイレつまりであれば、どこのご家庭にもある中性洗剤を使う方法がおすすめです。

洗剤の種類②重曹とクエン酸

軽いトイレつまりの症状であれば、実は「重曹とクエン酸」の組み合わせでも解消できます。

これは、弱アルカリ性である重曹と、酸性である酢を混ぜ合わせることによって起こる中和作用で泡が発生し、その泡がつまりの原因となっている汚れを落としてくれるためです。

クエン酸がない場合は、クエン酸を主成分としているお酢でも代用可能です。

洗剤の種類③強アルカリ性のトイレ用洗浄剤

トイレットペーパーや排泄物が原因で、水を流しても逆流してくるほどの重度のつまりには、強アルカリ性のトイレ用洗浄剤が効果的です。

便は酸性のため、強アルカリ性の洗浄剤を使うと溶かすことができます。
また、トイレットペーパーは基本的には中性ですが、原料に古紙を使っている場合は酸性です。
そのため、トイレットペーパーがつまっている場合にも強アルカリ性の洗浄剤が有効な場合があります。

洗剤の種類④酸性のトイレ用洗浄剤

男性用の小便器は、尿石が原因でつまることがあります。
そのような場合は、酸性のトイレ用洗浄剤が有効です。

なぜなら、尿は便と違いアルカリ性であるためです。

また、トイレつまりが発生したときだけでなく、常日頃から酸性の洗浄剤を使って定期的に小便器を掃除することで尿石の蓄積を防げるため、つまり自体を予防できます。

各洗剤を使ってトイレつまりを直す手順

トイレつまりの原因や症状ごとに、どの洗剤を使えばよいのかおわかりいただけたでしょうか?
ここからは、上記で紹介した洗剤それぞれの使い方を紹介します。

なお、どの方法を試す場合であっても共通して行う準備があります。
まずは準備の手順を確認しましょう。

トイレつまりを対処する前に必要な準備

  1. トイレの電源プラグを抜く
  2. 止水栓を閉める
  3. 換気の良い状態を作る
  4. 水位が高い場合はポンプなどで汲んで調整する

上記の準備が済んだら、洗剤を使って作業を行います。

中性洗剤の使い方

中性洗剤を使ってトイレつまりを解消する際は、中性洗剤のほかにぬるま湯が必要です。
便器の半分ぐらいの位置までそそぐ必要があるため、あらかじめバケツに入れて用意しておくとよいでしょう。

中性洗剤を使ったトイレつまりの解消方法

  1. 中性洗剤約100ccを便器にそそぐ
  2. 50℃程度のぬるま湯を便器の半分くらいの位置までそそぐ
  3. 30分ほど放置する
  4. 少量の水を流して確認する

このとき注意したいのは、必ず熱湯ではなく50℃以下のぬるま湯を使うという点です。
なぜなら、便器は陶器でできており、熱湯を流すと割れてしまう可能性があるためです。

重曹とクエン酸の使い方

重曹とクエン酸を使う際は、カップ1/4の重曹に対しカップ1/2のクエン酸(またはお酢)をそれぞれ用意します。
また、中性洗剤を使う際と同様に50℃以下のぬるま湯が必要です。

重曹とクエン酸を使ったトイレつまりの解消方法

  1. 重曹をトイレの水に落とすように入れる
  2. クエン酸をトイレに入れる
  3. 50℃程度のぬるま湯を便器の半分くらいの位置までそそぐ
  4. 泡が出てきたら1時間放置する
  5. 少量の水を流して確認する

この方法を試す際に注意したいのは、重曹とクエン酸の量を間違わないようにすることです。
なぜなら、この方法では重曹とクエン酸が中和することによって生まれる泡を使うため、量を間違えると泡が便器からあふれてしまう可能性があるためです。

強アルカリ性のトイレ用洗浄剤の使い方

強アルカリ性のトイレ用洗浄剤を使う場合は、別途用意するものは特にありません。
ただし、パッケージなどに記載されている使用量は必ず守るようにしましょう。

強アルカリ性のトイレ用洗浄剤を使ったトイレつまりの解消方法

  1. 洗浄剤を便器にそそぐ
  2. 指定の時間放置する
  3. 少量の水を流して確認する

トイレのつまり解消を目的として販売されている商品の場合、使用の手順はいたってシンプルです。

酸性のトイレ用洗浄剤の使い方

酸性のトイレ用洗浄剤が必要になる状況は、小便器が尿石によってつまったときです。
そのため、ここまでで紹介した3つの方法とは手順がやや異なります。
また、ゴム手袋やぞうきん、トイレブラシを用意しておくとよいでしょう。

酸性のトイレ用洗浄剤を使ったトイレつまりの解消方法

  1. 便器のカバーとトラップを外す
  2. 便器内の水をポンプなどで汲む
  3. 洗浄剤を小便器に入れる
  4. 指定の時間放置する
  5. ブラシで汚れをこすって落とす
  6. 少量の水を流して確認する

なお、尿石の量が多くなかなかつまりが解消されない場合は、3~5の手順を数回繰り返しましょう。

トイレつまりの原因や症状によって適切な洗剤は異なる

いかがでしたか?
トイレつまりを解消できる4種類の洗剤それぞれの特徴や、つまりを解消するための手順を紹介しました。

トイレつまりに有効な洗剤は4種類あり、いずれもご家庭に常備してあるものや、ドラッグストアなどで簡単に入手できるものです。
トイレつまりでお困りの際は、ぜひ本記事で紹介した方法を試してみてください。

なお、上記の方法でもつまりが解消されない場合や、固形物などが原因でつまっている場合は、「たうん水道修理センター」までご相談ください。
東京・神奈川のトイレのトラブルに24時間365日対応いたします。