「つまったトイレはバケツだけで直せるの?」
トイレの水が流れず、つまりに悩まされた経験をもつ方は多いです。
具体的な対処法がわからず、慌ててしまったり、個人でも対応できるのに業者へ連絡したりと、適切な対応ができず、後悔する場合もあるでしょう。
本記事では、つまりが原因で困っている方に向けて、バケツを活用したつまりの対処法を紹介しています。
また、直せる症状の種類や根本的な予防法も解説しているので、ぜひ参考にしてください。
目次
トイレつまりはバケツで直せる?
つまりがもとで、水の流れが悪くなったときに、自宅にあるバケツを利用して解決が可能です。
どう対応すればいいのかわからずに、すぐに業者へ連絡する方もいますが、軽めのつまりなら比較的簡単に対応できます。
もちろんバケツを使っても直らないトラブルもあるので、つまりのもとや症状を把握し、難しい場合は、専門の業者に任せましょう。
トイレつまりをバケツで直せる症状とは?
直せる症状は、水に溶け、流れても支障のないものがつまったケースです。
バケツで直せるつまりの原因
- トイレットペーパー
- 排泄物
- 吐しゃ物
- 水溶性の製品
固形物が引っかかり発生したケースは、流すのでなく、取り除く必要があるため、厳しいようなら業者に連絡して対応を依頼します。
水に溶けるものがもとになっているのならば、直せる確率も高いので、一度は試していきましょう。
トイレつまりをバケツで直す手順
バケツを使ってつまりを直すための具体的な手順を紹介します。
手順に沿って対応すれば、簡単に解除できます。
解除できない場合は、手順を繰り返し行ってください。
バケツを活用した解除方法の6つのSTEP
- 便器の水を汲み出す
- バケツを使って便器に水を注ぐ
- 少量の水を流してつまりが解除できたか確認する
- つまりが解除されない場合はぬるま湯を注ぐ
- 1時間放置する
- 少量の水を流してつまりが解除できたか確認する
繰り返しても解除されないときは、専門の業者に連絡しましょう。
また、固形物によるつまりのもとは、直すのが難しいため、つまりの原因をあらかじめ確認してください。
STEP①便器の水を汲み出す
事前の準備として、ポンプなどを使って便器の中の水を汲み出します。
次のSTEPで、バケツを使い水を投入するため、万が一つまりが解除されなかった際に、水があふれるのを防ぎます。
水量の目安は、普段の水位よりも、少ない量になるまで水を汲むと安心です。
水を汲むのを忘れた場合、床に水があふれてしまい、掃除の手間が増えるので注意してください。
STEP②バケツを活用して便器に水を注ぐ
便器の水を汲み終わったら、バケツに水を用意して、排水口に向かって水を注ぎます。
水が流れる勢いを利用して、混入物を取り除くため、排水口を狙って注いでください。
また、高い所から排水口に注ぐことで、水の流れに勢いがつき、より混入物を取り除きやすいです。
あまりに高い場所から水を注ぐと、周囲に飛び跳ねてしまう可能性もあるため、注意しながら作業をしましょう。
STEP③解除できたか確認する
一度水を注いだら、「小」のレバーを回し、試しに少量の水を流してみましょう。
問題なく水が流れるのであれば、つまりが解除されています。
混入物が少量で、流れやすいものの場合は、STEP③までで解決できる場合もあります。
水が流れていかない場合は、解除されていないため、次のSTEPに進んでください。
STEP④解除されない場合はぬるま湯を注ぐ
水を流しても、効果を感じられなかった場合は、40〜50℃のぬるま湯を使います。
ぬるま湯を使う理由は、適度な温かさによって、混入物が流れやすくなる場合があるからです。
水を注いだときと同様に、排水口を狙い、高い所から流します。
目安としては、便器の半分ぐらいの水位まで、ぬるま湯を注ぎます。
STEP⑤1時間放置する
ぬるま湯を注いだら、1時間ほど放置しましょう。
時間を置くと、つまりのもとである混入物が柔らかくなり、流れやすくなります。
STEP⑥解除できたか確認する
1時間が経過したら、再度、「小」のレバーを回し、試しに少量の水を流してみましょう。
問題なく水が流れるのであれば、つまりが解除されています。
解除されなかった場合は、STEP①から繰り返し行いましょう。
混入物がふやけて柔らかくなった分、流れやすくなっているので、解除される可能性は高いです。
繰り返してもつまりが解除されない場合は、ラバーカップを使った別の手段や業者に対応の依頼を検討してください。
トイレつまりをバケツ使う上での注意点
絶対に守ってほしいのは、熱湯を使わない点です。
必ずぬるま湯を使う点に注意してください。
便器は陶器でできており、熱に弱いため、熱湯を使うとひびが入ってしまうリスクもあるので注意が必要です。
ひびが入ると、便器を交換しなければならない可能性があり、費用や時間が余計にかかってしまいます。
トイレつまりを予防していくためには
つまりの具体的な予防法は6つです。
難しい対応はないので、日々のちょっとした工夫で対策できます。
予防法①余計なものは流さない
水に溶けにくいものは、流さないように心がけてください。
具体的には、ティッシュペーパーや赤ちゃんのおしり拭き、ペットのトイレ砂、食品などです。
とくにティッシュペーパーはつまりのもとになるケースが多く、リスクが高いです。
「水に溶ける」と記載されている製品でも、トイレットペーパーと比較すると、溶けにくい性質のため、ゴミとして処理しましょう。
予防法②トイレにものは持ち込まない
つまりの原因の中で多いのが固形物によるつまりです。
トイレに持ち込んだものを、誤って落としてしまうケースが多いので、ものを持ち込まないようにしてください。
ポケットのスマホを水没する方もいるため、トイレに行く前は、あらかじめポケットの中を空にしておくと安全です。
予防法③トイレにものは置かない
トイレの中やタンクのまわりにものを置いている場合も注意が必要です。
ふとした拍子に落ちてしまう可能性があります。
具体的な例は、芳香剤や消臭スプレー、飾りの人形などです。
つまりの原因になるようなものは置かない、もしくは便器の中には落ちないように配置するなどの工夫をしましょう。
予防法④ウォシュレットを利用する
予防法として、ウォシュレットの活用も効果的です。
ウォシュレットを利用すれば、トイレットペーパーを使う量が減るからです。
結果的につまりにくい形で使用できます。
予防法⑤水を流す量を弱めない
節水のために、水量を調節し、流す水の量を減らしている方も多いです。
水の節約にはなりますが、排泄物やペーパーを流すための十分な水が確保できません。
水の勢いが足りずに、つまりを発生させてしまいます。
過度な節水は、つまりの原因になる可能性があるのを覚えておきましょう。
予防法⑥一気に流さない
つまらせないために、こまめに水を流すのも大切です。
終わったら一度水を流し、それからお尻を拭くようにする、一気に大量のペーパーを流さないようにするなどの対策を取りましょう。
また、トイレットペーパーの種類をシングルに変えるのも効果的です。
ダブルよりも紙が薄いため、同じ量であればつまりにくいです。
継続しても、辛くないやり方を見つけて取り組んでください。
バケツで対応してもトイレつまりが解消できない時は「たうん水道修理センター」へ
つまりをバケツで対処する方法を理解しておくと、いざというときに役に立ちます。
軽微なつまりなら、簡単に解除できるので、覚えておきましょう。
また、つまりに苦労しないためにはつまりの予防も大切です。
予防法を意識しながら、日々の生活を楽しんでください。
紹介した方法で、どうしてもつまりが解除できなかった方は、専門の業者にいち早く連絡するのが最適です。
東京都・神奈川県・千葉県のトイレのつまりや水漏れ修理は「たうん水道修理センター」が素早く対応します。
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