トイレで水漏れを起こしてしまった。
トイレットペーパーを大量に流したわけではないのに何でだろう?と疑問に思っていませんか。
実は、トイレの部品のひとつ、ゴムフロートが劣化すると、トイレの水漏れの原因になるのです。
「そもそもゴムフロートって何?」
と思っている方も多いですよね。
普段目につく場所にはないので、知らない方も多いかもしれません。
本記事では、トイレのゴムフロートの役割と交換のタイミング、自分でできる交換の仕方について紹介します。
水漏れでお悩みの方は、直し方をしっかりチェックしてください。
目次
トイレのゴムフロートの役割
ゴムフロートは、トイレのタンク内にあるゴム製の部品です。
プラスチックにゴム製のパッキンがついたフロートバルブと呼ばれるタイプなど、いくつか種類があります。
レバーからチェーンでつながっているので、レバーを回すと連動してゴムフロートが持ち上がります。
ゴムフロートによってせき止められていた水が排水される仕組みです。
ゴムフロートに異常があると、常時タンク内の水がちょろちょろと排水され続ける、いわゆる水漏れの状態になります。
トイレのゴムフロートを交換するタイミング
ゴムフロートは消耗品です。
ひび割れがあったりタンク内に黒いゴムの破片が浮いていたりした場合は、すぐに交換しましょう。
また、ゴムが劣化し、摩耗してくると下記のような症状が現れます。
- レバーの戻りが悪い
- 流すと水が止まらない
- レバーを回していないのに少量の水が流れ続けている
使用頻度にもよりますが、一般的にゴムフロートの交換時期は8~10年とされています。
しかし、上記のような症状が見られる場合は、ゴムフロートの交換を検討した方が良いでしょう。
では、どうやってゴムフロートを交換すれば良いのでしょうか?
トイレのゴムフロートの交換方法
ゴムフロートを交換するやり方について紹介します。
手が汚れないよう、あらかじめゴム手袋を着用しておくと良いでしょう。
トイレのゴムフロートの交換手順
- 止水栓を閉める
- 劣化したゴムフロートを取り出す
- 新しいゴムフロートを取り付ける
次に、実際の交換手順に沿って、詳しく解説します。
交換方法①止水栓を閉める
まず、ゴムフロートを外す前に、止水栓を閉じます。
この作業を忘れると、タンク内の水がずっと便器内に流れ続ける状態になってしまいます。
止水栓を閉める際は、マイナスドライバーでゆっくりと回しましょう。
交換方法②劣化したゴムフロートを取り出す
トイレタンクのフタを外し、安全な場所に置きます。
タンクのフタは陶器でできているため、割らないように注意してください。
続いてタンク内の水を抜きます。
この際、ゴムフロートを動かして水を抜いても構いません。
市販のものの多くはチェーンとセットで売られています。
劣化したゴムフロートはチェーンごと外したうえで交換します。
交換方法③新しいゴムフロートを取り付ける
ゴムフロートにはいくつか種類があります。
違うものを購入すると、取り付けられないおそれがあります。
購入する際は古いものを持っていくと安心ですよ。
新しい製品の説明書をよく読み、ゴムフロート・チェーンを取り付けます。
止水栓を開き、タンク内に水を十分ためてから実際に水を流してください。
問題なく使えそうであれば、タンクのフタを閉めて完了です。
ゴムフロートは定期的に交換しよう
いかがでしたでしょうか。
トイレタンク内の水栓の役割を果たすゴムフロートは、定期的なチェックが必要な部品です。
交換自体はあまり難しくないので、新しい製品の説明書に沿って正しく行いましょう。
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